2008年08月28日
WIREヒストリー“04”編
開催直前になって自分以外のスタッフの書き込みがなくて淋しい・・・。
毎年のことではありますが、この時期になるとスタッフ同士で連絡を取り合うことよりも
自分の世界に入って黙々とこなすような内容の仕事の方が多いのです。
みんな元気かなー?
というわけで、今日のWIREヒストリーは個人的にも思い出深い“04”です。
【Vol.6『WIRE04の巻』】
前年にさいたまスーパーアリーナで開催5周年を迎えた“WIRE”に予期せぬトラブルが!
・・・それは振動問題(ガーン!)。本来、大晦日以外はオールナイト公演を行っていない
さいたまスーパーアリーナの周辺には住居があり、“WIRE02”の開催後に近隣の
住民からの「深夜に振動があって眠れない」という苦情を受けて“WIRE03”開催時に
振動を測定したところ、震度1という数値が出てしまったのです。震度1・・・と聞いても
ピンとこないかもしれませんが、特にマンションなどの高層住居では十分に揺れを
体感する数値とのことで、結果“WIRE”は会場の変更を余儀なくされ、次なる場所を探すことに。
都内近郊にある大きな屋内の会場というだけでも場所が限られるのに、
さらにオールナイトが出来る会場、ということで検索をかけるとその数は
一気に限られてしまう(というか、幕張メッセと横浜アリーナ、この二つの会場に絞られてしまう)。
毎年、必ず規模や内容をグレードアップさせてきた“WIRE”だけに悩みに悩んで
出した結論は・・・横浜アリーナで2日間開催(ガガーン!!)。
さいたまスーパーアリーナより大きい会場がないのであれば2日間やってしまえ!ということだ。
この前代未聞の屋内レイヴ2日間開催、実際に行ってみるとその大変さは想像以上で、
開催は2日間ではあるものの、我々スタッフにしてみると公演前日の仕込みから初日の
サウンドチェックと本番、そして初日の公演終了直後に始まる2日目のサウンドチェックと本番、
そして公演終了後のバラシまで、という怒涛のスケジュール(これはホントに死にました)。
あげく初日の大トリのアクト、Westbamがプレイの最後に高さが5メートル程あるステージから
飛び降りて足を骨折(ガガガーン!!!)するというWIRE史上最大(最悪?)の
事故が起きてしまい、そのまま病院へ直行・・・。まさか2日目を迎える午前中に病院で
Westbamの足のレントゲン写真を見るとは思っていませんでした。そしてフラフラのまま始まった
2日目も(ほとんど記憶がないまま)終了し、ゾンビ化したスタッフは
バラシに突入→まだ夏の日差しがまぶしい日曜の夕方に帰宅の途についたのでした。
2日間開催をやってみて思ったことは・・・翌年、通常の1日開催に戻ったということで
察して下さい(苦笑)。お客さんからは「2日間も楽しめてサイコー!来年は2日間ぶっ通しで
やって下さい」「1日目が終わったあともう1日ある!と思った瞬間が至福のときでした」
といったリアクションが多数あり大変好評だったのですが、2日目の公演中、PAの卓で
スタッフがまるで後ろから撃たれたように突っ伏しているところを見て
「これは来年は2日間やっちゃだめだな」というのが正直な感想でした。
余談ですが、この翌年の“WIRE”のステージは万が一の為に
(Westbamが飛び降りても大丈夫なように)ステージ高を低く設定したのでした・・・。